ばら組 不思議の始まり
5月下旬からばら組に不思議なことが起こっています。
ばら組の友達は製作が大好き!そんなある日
段ボールを使って何やら製作をしていました。
そんなとき床に見たことないガラス玉が落ちていました。
水色の大きなビー玉?!
「なんでだろう…。」と不思議そうなみんな。
さっそくみんなで集まって話し合い。
「こんなビー玉が落ちてたよ。」
「どうしてー?」
「ばら組のではないよね。」
「誰かが落としたのかな。」
「ほかのクラスのかなー?」
「落とした人が困ってるかもしれない。」
「ばら組にもビー玉はあるけど、大きさが違うね。」
「わたし、ほかのクラスの先生にも聞いてみる!」
ということで、みんなの話し合いはいったん終了。
その後、園庭や廊下で「大きな水色のビー玉がばら組に
落ちていたんだけど、知ってますか?」と他のクラスの
先生に聞いている子もいました。
それから数日後・・・
お当番さんが水やりをしていると
見たことない張り紙を発見。
「みんなきてー!」
お当番さんがみんなを集めます。集合ー!!
なになに?!
『ぼくたちのつくった ろぼっとかみいの
びーだまを さがしています
あおぞらようちえんももぐみ たけし ようこ』
張り紙にはそう書いてありました。
「あ!!」
「ビー玉ってあのビー玉のことじゃない?」
またクラスで話しあいです。
「ろぼっとかみいって、クラスで読んでるあの本の
ロボットカミイかな。」
そう、最近クラスで読んでいてみんなのお気に入りの本。
本の中でロボットカミイは たけしとようこが空き箱で作った紙のロボットです。
ロボットカミイの胴体にはたけしとようこが水色のビー玉を入れています。
「カミイのビー玉だ!!」
「どうする?」
「とどけてあげる?」
「お手紙書いてみる?」
「園長先生にも見せてこよう!」
そんなこんなで ばら組では不思議なことが現在進行形で起こっています。
さてさてどうなるでしょう・・・。
つづく。