新しい年を迎える

令和4年12月30日
わたし（園長）の仕事も今日が御用納めです。

上の画像は　保護者の方が縫って下さった
こどもが足を拭くタオルです。
古くなったタオルやバスタオルを玄関に置いて
こんな風に縫っていただけませんか？と立札をつけておいたら
だんだんにタオルの山が低くなっていって
何日がすると
今度は縫いあげた足ふきが
少しづつ高くなっていきました。
こどもが足をふくタオルはとっても大切なものです。
もしもあなたが海やプールで遊んだあとに
足を洗ったとします。
さて、次にタオルでその足を拭こうとするのですが
黒ずんで どろどろしていそうで
う～んと一瞬ためらってしまいそうなタオルだったらどうでしょうか。
それよりも　きれいになった足を乗せるタオルが
ふわっとしていて　気持ちのよい肌触りだったら
ちょっとうれしくなりませんか。
こどもの頃にそういう体験や生活をしたら
そのこどもはその心地よさを記憶して
大きくなっても そのような生活をしてくれるのではないかな
とわたしは思っています。

でも残念ながらそのタオルを縫う余裕は職員にはありません。
それで保護者にお願いしようと
年に１度か2度　このようなタオルのリレーをしています・
みなさんありがとうございます。
いつか　また玄関にタオルがあって
みなさんにもお時間があるようでしたら
タオルのリレーにご協力下さい。
※これは今年の感謝のひとつです。
　年末にあたりお礼を伝えたくなりました。

今日は久良岐母子福祉会館では
長井理事長が玄関や
乳児院の新年を迎える会のためにお花を活けました。
それは大小をふくめて　とてもたくさんのお花です。

お正月のお花は
松や千両　葉牡丹に
金や銀に彩られた柳が添えられます。
ちいさな子どもも
きっといつもと違うお花とお部屋の室礼（しつらい）を感じて
何人かのこどもは小さな記憶になるのではないでしょうか。

今年も保護者の皆様
保育園の運営に理解とご協力をありがとうございました。
よいお年をお迎えください。