久良岐の園庭
久良岐の園庭では
運動会の練習が繰り広げられています。
この日はどのクラスも集まって
みんなで練習です。
2歳児のクラスは子どもたちが おさるさんになっちゃった!
おさるさんのお面は2種類あって
おさるの顔が描かれたお面と
おさるのお耳をつけるタイプの2種類です。
こどもはどちらを選んでもよく
先生が「どっちにしようか?」とひとりひとりに尋ねて
選んだものをつけてあげます。
この日はどうやらおさるの顔のお面が人気のようです。
おさるさんは踊りをおどった後に楽しくなって
玉入れをするようですね。
お家の人に自分を高く持ち上げてもらってもいいし
地面に置かれたカゴに球をいれてもOK!
どちらにするかは おさるさんが選びます。
※おさるさんを高く持ち上げているのは
練習の日ですから久良岐の先生方です!
はずかしがりやのおさるさんも もちろんいます。
0歳クラスのお友だちも
虫をさがしにスタート。
大きな木の幹には
テントウムシやトンボ
アリさんもいたりして
どの虫を捕まえるかは こどもが選びます。
こうして見ていると
こどもは自分で「選べる」ということにとても誇りを持っているようです。
試しに先生が こどもの前にトンボを差し出すと
それじゃない!とでもいうように手でどけて
テントウムシを指さしたりするのです。
おさるのお面ではなく
おさるの耳を選ぶように
こどもは自分の意志を持っていて
選べることで 自分がまわりの人に大切にされていると思ってくれるようです。
大切にされている自分は 自分の誇りのようでもあります。
運動会の練習は
運動機能の発達促進の会ではなくて
こどもの気持ちを考える機会になっています。
あしたもきっと 晴れる!