音楽療法的意図をもったクラスの活動事例(4歳児) 〜「ひまわり」とともに過ごして〜 本園では、月に1回音楽療法士である講師を招いて音楽療法的活動を行なっている。 各クラスの課題を事前に講師と担任で話し合い、 音楽を使った活動を通して日常生活に還元しようというものである。 本園では 3 歳児クラスより音楽療法的活動を開始し、昨年度は友だちへの話し方が強くてトラブルになってしまうことや、物を扱う時の力加減が難しく扱いが雑になってしまうことがあり、4 歳児への進級時にも、身の回りの人や物に対し丁寧に接することを連続した課題とし、改善に取り組んできた。 これまでは「食器を両手で優しく置くこと」など、その行為ができることが目的であったが、4歳児としてそのねらいや意味を理解して、自分から意識して丁寧に接することが日常化するように課題に取り組んできた。 今回はクラス名にちなんで「ひまわり栽培」を通 したクラスでの活動と、音楽療法的活動との関係性について報告していきたい。 |
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